業務用吸引送風換気扇の部品
鋼板をロール曲げ加工で均一に円形に曲げる技術がポイントです。
特に始めと終わりの曲げRを確保するために、ロール加工機のローラ-の材質と形状に工夫が施されています。
また溶接箇所が多く溶接歪が発生しやすいので、加工順、溶接条件に技術を有します。
一般用温水ボイラ-燃焼器の部品
材料材質が特殊な絞り製品です。
直経が約180ミリ、高さが約200ミリの深絞り加工がなされています。絞り加工は当社の誇る技術のひとつで、液圧プレスにて加工します。
夏と冬との温度の違いでも絞り条件が変わり、高品質を持続するのにノウハウが必要です。
業務用送風機の外装部品
製品の中で羽根(ファン)が取り付けられるため溶接加工後の前後左右の真円度が厳しく要求されます。
よって組立工程、特殊治具及びに部品の一体化(VA提案)等により高品質を維持してます。
また材質がステンレスなので溶接も直流インバ-タ機で行い、溶着と外観美観を確保している自慢の一品です。
家庭用暖房機の灯油タンク
液圧プレスから始まりカシメ、下缶上缶の巻き締め加工、組み付け漏れ試験まで一貫生産を行っている製品です。
当社の技術が詰まった製品で灯油を入れる燃料タンクのため安全基準を客先からもっとも厳しく求められ都度、様々な品質検査を行う事で、信頼を頂戴しております。
特に巻き締め技術は特許も取得し機械共々、特殊技術として大きく評価頂きました。
家庭用暖房機の灯油タンク
床置き用の灯油を入れる燃料タンクです。
特に形状が細長く(縦横の割合が1対8)下缶と上缶を巻き締める際、かなりの負荷と難度が要求されます。
また材質も表面処理鋼板のため外観品質も重要になります。
業務用送風機の消音ユニット部品
直径約600ミリ、長さ約800ミリもある一抱えもある大きな消音筒です。
鋼板をロール曲げ加工し消音材を組み付けるものですが、こうした大型加工も治具を工夫し作業の軽減を行い、少しでも楽に早くがポイントの製品です。
こうした消音筒は種類が多く、多品種小ロットが特長ですが、当社の得意とする所です。
業務用換気扇モータ-のフレ-ム部品
材質はステンレス、板厚が2.5ミリもある絞りものです。
液圧プレスで加工しますが換気扇のモータ-を取り付けるブラケットのため真円度が厳しく問われる成形品です。
最終工程でLA機械加工にて、15/1000ミリの加工精度を確保しお納めします。
このように当社では様々な材質のあらゆる加工に日夜挑戦し続けています。
家庭用暖房機の吹き出しの部品
客先から外観、見栄え品質が特に厳しく要求される製品です。
プレスから溶接までの中で如何に傷を防ぐか?金型のクリアランス、溶接治具、電極形状と材質など全てに亘り、細かく配慮がなされております。
逆にこうした製品を加工する中で、仕上げ技術なども高められ、見る目も肥えて来ました。
家庭用換気扇の外枠カバ-
家庭でよく使われる換気扇の外枠カバ-です。換気扇正面のもっとも大切な顔となります。この絞り加工が特に難度が高く、板厚0.8ミリの鋼板を皺や割れなど無い様に微妙な調整を行い仕上げますが、少しの環境の変化で品質度合いが違ってきます。また加工後に白色塗装を行うため余計に目立つ仕様になります。